映画「42〜世界を変えた男〜」

LINEで送る
Pocket

レイトショーで映画「42〜世界を変えた男〜」を見てきました。
正直予想を裏切られた感じで感動しました。
史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を描いた実話という事もあるのですが、ハリソン・フォードが素晴らしい。何でも特殊メイクしてまで役に入り込んだそうです。
ジャッキー・ロビンソン役のチャドウィック・ボーズマンも秀逸。何より本人にそっくりです。
僕は野球ファンではないですが、小学校時に野球をやっていました。でも野球を知らなくても十分理解できると思います。

時代は1940〜1950年代。
南北戦争後ではありますが有色人種差別はひどいものでした。
しかしどんなに誹謗・中傷されても「やり返さない勇気」。それこそイエスキリストや仏のように全てを許そうとします。
言葉では一行足らずですが実際にやるとなると想像を絶します。
肉体的な暴力よりも言葉での暴力の方が何十倍も心は傷つきます。僕自身も小学校時代にはいじめられっ子だったので少し分かります。
人を責める事や誰かのせいにして納得してしまう事はとても簡単ですが、最後には「自分自身」に勝つ事なんだなあ、と思います。
しかしやはり並大抵の事ではなく本人も何度も「自分」に負けてしまい葛藤します。
もちろんお金や家族の生活の事もあったとは思うのですが、全てに負けなかった事がなにより素晴らしいです。
詭弁のようですが、勝とうと思わなくても、負けない事=勝つ、という事のように感じました。

アメリカでは彼が初めてメジャーで出場した日を記念して4月15日には全ての選手が彼の背番号「42」をつけるそうです。
アメリカらしくて素晴らしいと思います。
久しぶりに素晴らしい映画でした。

LINEで送る
Pocket